マーケットコメント


テクニカル分析

2024-02-09

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

9日、まちまち、日経平均は一時37,000円を上回り、下向きの+2σに接近

9日、オプションSQ算出日となるなか、取引開始から日経平均は買いが先行して始まり、上げ幅を広げると37,000円を上回って下向きに変化したボリンジャーバンドの+2σに接近する場面があった。一方TOPIXは小反落で始まったあと、+1σがサポートになってプラスに浮上すると、前日の高値を上回る場面があったが、買いが続かず売り物に押された。日経平均も買い一巡後に上げ幅を縮める展開になると、午後に入って上値の重たさが嫌気され売り物に押されて上げ幅を縮めて終えた。TOPIXはマイナスに沈んで終え、上ヒゲ陰線を形成したものの+1σ上を維持。一方、日経500は緩やかな下向きに変化した+1σを上回る場面があったが、押し返され上ヒゲ陽線を形成して終えた。3指数ともにボリンジャーバンドが収縮してきており、休み明けの東京市場でさらに株価水準が切り上がるのか、もち合いに変化するのかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)