itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

14日、FOMCの結果を受け、NYダウが過去最高値を更新したことが買い材料となり、日経平均は続伸、一方、TOPIXは小幅な反落で取引が始まった。日経平均は緩やかな上向きを続ける25日移動平均線をわずかに上回る場面があったが、買いが続かず売り物に押される展開となった。また、午後に入って下げ幅を広げると、下向きを続ける5日移動平均線を下回った。取引終了にかけて買い戻され下ヒゲを形成したが5日移動平均線を下回って終えた。一方TOPIXは小幅安で始まったあと下げ幅を広げる展開になると、5日移動平均線に加え、75日移動平均線や8日につけた今月の安値を下回って終えた。そうしたなか、日経500は日経平均と同様に25日と5日移動平均線を下回って終えている。明日以降、TOPIXが75日移動平均線上を回復して維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）