2023-12-14
14日、注目されたFOMCの結果、利上げの停止や利下げについても示唆されたことを受け、米国債が買われて金利が低下したことに加え、NYダウが過去最高値を更新するなど、主要株価指数が揃って上昇して終えていたが、東京市場は急激な円高を嫌気した売り物に押される展開となった。日経平均は買い先行で始まり194円高となったものの、直ぐに円高進行を嫌気した売り物に押されマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入って円高がさらに進み、1ドル141円を割り込んで140円91銭をつけると、これを嫌気したまとまった売り物に押され、日経平均は32,515円をつけるなど一時411円安となる場面があった。ただ、ドルがもち直したことに加え、他のアジア市場や時間外のNYダウなどの先物がプラス圏で推移していたことが買い戻しにつながり、下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、サービス、化学、金属製品の3業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、銀行、保険、海運、電気・ガスなど30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルーHDが+7.21%と上昇が目立ち、信越化学、SUMCOなど6銘柄が高かった反面、三井住友FG-5.25%、ソシオネクストが-5.09%、ホンダー5.00%と下落が目立ち、東京電力HDなど24銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,686円25銭、-240円10銭、TOPIXの終値は2,321.35ポイント、-33.57ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億96百万株、同売買代金4兆4,634億円。 (インベストラスト会員向けコメントあり)
14日、注目されたFOMCの結果、利上げの停止や利下げについても示唆されたことを受け、米国債が買われて金利が低下したことに加え、NYダウが過去最高値を更新するなど、主要株価指数が揃って上昇して終えていたが、東京市場は急激な円高を嫌気した売り物に押される展開となった。日経平均は買い先行で始まり194円高となったものの、直ぐに円高進行を嫌気した売り物に押されマイナスに沈んで午前の取引を終えた。また午後に入って円高がさらに進み、1ドル141円を割り込んで140円91銭をつけると、これを嫌気したまとまった売り物に押され、日経平均は32,515円をつけるなど一時411円安となる場面があった。ただ、ドルがもち直したことに加え、他のアジア市場や時間外のNYダウなどの先物がプラス圏で推移していたことが買い戻しにつながり、下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、サービス、化学、金属製品の3業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、銀行、保険、海運、電気・ガスなど30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルーHDが+7.21%と上昇が目立ち、信越化学、SUMCOなど6銘柄が高かった反面、三井住友FG-5.25%、ソシオネクストが-5.09%、ホンダー5.00%と下落が目立ち、東京電力HDなど24銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,686円25銭、-240円10銭、TOPIXの終値は2,321.35ポイント、-33.57ポイント。プライム市場の売買高は概算で18億96百万株、同売買代金4兆4,634億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)