マーケットコメント


テクニカル分析

2023-12-04

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

4日、朝方の円高が売り材料、日経平均は一時400円超の下落となるも下げ渋り

4日、朝方の東京外国為替市場でドルが売られ、対円で146円20銭をつけるなど、NY市場のドル安水準を下回ったことが嫌気され、日経平均も先物主導で下げ幅を広げる展開となった。日経平均は売り先行で始まったあと33,023円をつけるなど一時408円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻され下げ幅を縮めた。ただ、買いが続かなかったことに加え、時間外のナスダック先物が下げ幅を広げていたことなどが重石になると、午後に入ってからはマイナス圏で狭い値幅のもち合となって終えた。そうしたなか業種別では、海運、不動産、小売、情報・通信の4業種が値上がり。値下がりは、輸送用機器、鉱業、銀行、紙・パルプ、卸売など29業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、川崎汽船、スクリーンHD、日本郵船など8銘柄が値上がり。値下がりは、デンソー、三井物産、ホンダ、みずほFGなど22銘柄が安かった。日経平均株価の終値は33,231円27銭、-200円24銭、TOPIXの終値は2,362.65ポイント、-19.87ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億15百万株、同売買代金3兆3,211億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)