マーケットコメント


テクニカル分析

2023-11-16

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16日、4営業日ぶりの反落、前日の大幅高の反動で売り物に押されるも下げ渋って終了

16日、前日の大幅高の反動から日経平均は小幅安で始まったあと、一旦プラスに浮上して昨日の高値を上回り、33,614円をつけるなど一時94円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押され、再びマイナスに沈んで下げ幅を広げる展開となった。また、他のアジア市場で香港ハンセン指数や上海総合指数などがマイナス圏で推移していたことも重石となり、日経平均は285円安となったが売り込む動きは見られず、前日より商いが細るなか、午後に入って先物主導で買い戻され、下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、石油・石炭、サービス、鉄鋼、精密機器、輸送用機器など9業種が値上がり。値下がりは、小売、医薬品、食料品、証券、商品など24業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ジーエヌアイG(G)が+13.07%、リクルートHDが+9.39%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、信越化学、日産自動車、レーザーテックなど19銘柄が高かった反面、村田製作所、アドバンテスト、SMCなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は33,424円41銭、-95円29銭、TOPIXの終値は2,368.62ポイント、-4.60ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億51百万株、同売買代金3兆7,183億円。
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