マーケットコメント


テクニカル分析

2023-10-13

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13日、日経平均は4営業日ぶりの反落、SQ値を下回って終了、TOPIXは大幅反落

13日、前日まで3日続伸で1,500円程値上がりしていたことや週末で利益を確保したいという思惑から、東京市場は売り先行で始まった。日経平均、TOPIXともに反落して始まったあと、日経平均は一瞬プラスに浮上する場面があったが、中東情勢の緊迫感の高まりもあって売り物に押されてマイナスに沈むと、そのままマイナス圏で午前の取引を終えた。また、午後に入ってから上値の重たさを嫌気した売り物が膨らんでTOPIXが下げ幅を広げていたことや、他のアジア市場で香港ハンセン、上海総合指数などが下落していたことも株価を押し下げる要因になると、日経平均は取引終了にかけて下げ幅を広げて終えた。そうしたなか業種別では鉱業のみが値上がり。値下がりは、繊維、サービス、ゴム、不動産、証券、商品、銀行など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ファーストリテイリングが+5.75%と上昇が目立ち、INPEX、SMC、キーエンスなど8銘柄が高かった反面、セブン&アイHD、ディスコ、アステラス製薬、ダイキン工業など21銘柄が安く、変わらずはNTTの1銘柄となっている。日経平均株価の終値は32,315円99銭、-178円67銭、TOPIXの終値は2,308.75ポイント、-33.74ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億14百万株、同売買代金3兆7,676億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)