マーケットコメント


テクニカル分析

2023-09-22

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22日、下落の流れが続き日経平均は4日続落、TOPIXは3日続落となるも下げ渋り

22日、米国株の下落を受け、東京市場も前日の下落の流れが続く格好となり、日経平均、TOPIXともに大幅安で取引が始まった。日経平均は32,200円を割り込んで始まり、32,154円をつけるなど一時416円安となる場面があった。その後しばらく安値圏でのもみ合いが続いたあと、他のアジア市場がプラスで推移していたことや、NYダウなど時間外の先物が反発していたこともあって徐々に下げ幅を縮めた。また、昼休み中に日銀が大規模緩和の継続を決定したと伝わると買い戻しが優勢となったことに加え、ドル円が買われて148円台をつけたことなどが指数の支えとなって35円安まで下げ幅を縮める場面があったが、上値が重く、結局4日続落で終えた。TOPIXも午後にプラスに浮上する場面があったが、3日続落となっている。そうしたなか業種別では、鉱業、空運、銀行、石油・石炭など8業種が値上がり。値下がりは、海運、電気・ガス、非鉄金属、卸売、建設、鉄鋼など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ネクステージ、レーザーテック、ニデックなど10銘柄が値上がり。値下がりは、川崎汽船、日本郵船、東京電力HDなど20銘柄となっている。日経平均株価の終値は32,402円41銭、-168円62銭、TOPIXの終値は2,376.27ポイント、-7.14ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億08百万株、同売買代金3兆8,813億円。
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