マーケットコメント


テクニカル分析

2023-08-25

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25日、米半導体関連株の下落が重石となり、5営業日ぶりの大幅反落で終了

25日、カンザスシティ連銀が主催する金融経済シンポジウムで、パウエルFRB議長が講演を行うのを前に、米長期金利が上昇したことから半導体関連株が売られナスダック総合指数など米主要指数が大幅安となって終えていたことが嫌気され、東京市場は大幅に下落して取引が始まった。日経平均は446円安で始まり、しばらくもち合いが続いたが、上値の重たさが嫌気されると、午前の取引終了前に下げ幅を広げた。また午後に入ってからも半導体関連株が下げ止まらず、日経平均は31,572円をつけ715円安となる場面があったが、取引終了間際に買い戻され、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、海運、不動産、金属製品の3業種が値上がり。値下がりは、電気機器、機械、その他製品、非鉄金属、小売、卸売など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、アドバンテストが-9.99%、イビデンが-7.10%、レーザーテックが-6.93%、ディスコが-6.02%と下落が目立ち、23銘柄が安かった。値上がりは、日経ダブルインバース、ジーエヌアイG(G)、オリンパスなど7銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,624円28銭、-662円93銭、TOPIXの終値は2,266.40ポイント、-20.19ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億21百万株、同売買代金2兆7,987億円。
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