マーケットコメント


テクニカル分析

2023-08-04

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4日、続落で始まるも金利の上昇一服や買い戻しで3営業日ぶりの小幅反発

4日、米国株が続落で終えていたことや日米の長期金利上昇への警戒から、東京市場は3日続落で取引が始まった。日経平均は取引開始後に31,934円をつけるなど一時224円安となる場面があったが、32,000円を割り込んだところからは買い戻され、その後は前日の終値を挟んだ値動きとなった。また、他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数が反発していたことや国内の長期金利が低下していたことから売り込む動きは見られず、3営業日ぶりの小幅な反発で終えた。そうしたなか業種別では、海運、水産・農林、保険、鉱業、銀行など17業種が値上がり。値下がりは、繊維、その他製品、ゴム、紙・パルプなど16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ZHDが+12.14%、芝浦メカトロニクスが+8.94%、三菱重工業が+8.24%と上昇が目立ち、花王、メルカリなど18銘柄が値上がり。値下がりは、ルネサスエレクトロニクス、任天堂、ソシオネクスト、レーザーテックなど11銘柄、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は32,192円75銭、+33円47銭、TOPIXの終値は2,274.63ポイント、+6.28ポイント。プライム市場の売買高は概算で15億86百万株、同売買代金3兆7,196億円。
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