マーケットコメント


テクニカル分析

2023-07-13

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13日、TOPIXは8営業日ぶりの反発、日経平均は大幅反発で32,000円台を回復 1

13日、注目された米6月消費者物価指数の伸びが鈍化したことから投資家のインフレへの警戒が和らぎ、ナスダックなど日経平均との連動性が高いとされるハイテク株が買われた反面、ドルが下落して138円台で推移していたことを受け、東京市場は小幅高で始まったあとマイナスに沈む展開となった。ただ、売りが一巡すると買い戻されてプラスに浮上し、その後は前日まで売り物に押されていた値がさの半導体関連株に買いが入って日経平均を押し上げた。また、午後に入ってからも買いが続くと、32,484円をつけるなど一時540円高となる場面があったが、その後は利益確定と見られる売り物に押され、わずかに上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、サービス、電気機器、精密機器、医薬品など23業種が値上がり。値下がりは、水産・農林、保険、空運、繊維、ゴムなど10業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、リクルートHDが+6.77%、ソシオネクストが+6.73%と上昇が目立ち、カバー(G)、第一三共、ソニーGなど24銘柄が高かった反面、ローソンが-5.08%と下落が目立ち、みずほFG、三菱UFJFGなど6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,419円33銭、+475円40銭、TOPIXの終値は2,242.99ポイント、+21.51ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億99百万株、同売買代金3兆2,828億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)