itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

4日、日経平均、TOPIXともに反落して取引が始まると、しばらくして下げ幅を広げる展開となり、両指数ともに上向きの5日移動平均線を下回る場面があった。ただ売り込む動きは見られず、買い戻されて午前の取引を終えた。一方午後に入ると、午前の値幅の範囲内での値動きとなり、様子見ムードが広がるなか下ヒゲ陰線を形成して終えた。また、日経500も同様の値動きで一時上向きの5日移動平均線を下回る場面があったが、小陰線を形成して終えている。そうしたなか、TOPIXはボリンジャーバンドの上向きの＋1σ上を維持しているものの、日経平均と日経500は＋1σを下回って終えており、TOPIXが5日移動平均線とともに＋1σ上を維持できるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）