マーケットコメント


テクニカル分析

2023-06-06

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6日、4日続伸、日経平均、TOPIXともに連日で33年ぶりの高値水準を更新

6日、米国株の反落や円安が一服したことから、東京市場は利益確定と見られる売り物に押されて取引が始まった。日経平均は32,000円を割り込んで始まり、31,933円をつけるなど一時283円安となる場面があった。その後しばらくもみ合ったあと、先物主導で買いが優勢になるとしばらくしてプラスに浮上して午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも先物主導で上げ幅を広げる展開になると、他のアジア市場やNYダウの先物などが小幅なマイナスで推移していたにもかかわらず、取引終了にかけて上げ幅を広げ、両指数ともに連日で33年ぶりの高値水準を更新して終えた。そうしたなか業種別では、卸売、鉱業、鉄鋼、保険、医薬品、建設など28業種が値上がり。値下がりは、銀行、海運、精密機器など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井物産、伊藤忠、三菱重工、三菱商事など22銘柄が高かった反面、楽天G、アドバンテスト、キーエンスなど8銘柄が安かった。日経平均株価の終値は32,506円78銭、+289円35銭、TOPIXの終値は2,236.28ポイント、+16.49ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億71百万株、同売買代金3兆4,501億円。
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