マーケットコメント


テクニカル分析

2023-06-01

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1日、反発、日経平均は31,000円台を回復し、売買代金も高水準を維持

1日、日経平均は前日比ほぼ変わらずでスタートし、その後買いが優勢となって上げ幅を広げる展開になると、31,185円をつけるなど一時297円高となる場面があった。その後、注目された米債務上限引き上げ法案が議会下院で可決されたと伝わると、日経平均は材料出尽くしで売り物に押される展開となり、一瞬マイナスに転じるなど、激しい値動きとなった。一方、午後に入ると、前日売られていた商社や銀行、精密機器といった主力株に買いが入って指数を押し上げ、結局今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、銀行、卸売、精密機器、情報・通信など27業種が値上がり。値下がりは、ゴム、紙・パルプ、繊維、水産・農林など6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、Abalance(S)が+11.97%、新光電気工業が+11.24%、ソシオネクストが+8.53%と上昇が目立ったほか、富士通、ソフトバンクGなど27銘柄が値上がり。値下がりは、東京海上HD、楽天G、武田薬品工業の3銘柄となっている。日経平均株価の終値は31,148円01銭、+260円13銭、TOPIXの終値は2,149.29ポイント、+18.66ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億84百万株、同売買代金3兆5,971億円。
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