マーケットコメント


テクニカル分析

2023-05-31

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31日、大幅安、日経平均、TOPIXともに月足は上ヒゲ陽線を形成して終了

31日、日経平均、TOPIXともに売り先行で始まった。日経平均は上向きの5日移動平均線上を維持して始まり、一旦買い戻されて下げ幅を縮める場面があった。ただ、買いが続かず、売り物に押されて取引開始時の安値を下回ると、5日移動平均線も下回って午前の取引を終えた。また午後に入ってからも売り物に押されて下げ幅を広げる展開となり、陰線のコマを形成して終えた。一方、TOPIXと日経500は下向きの5日移動平均線とボリンジャーバンドの上向きの+1σの両方を下回って始まり、下げ幅を縮めた場面では5日移動平均線を上回る場面があったが押し返され、5日移動平均線と+1σを割り込んだまま終えた。そうしたなか、日経平均のパラボリックが陰転していることに加え、TOPIXと日経500はダブルトップを形成して終えており、明日以降、早期に5日移動平均線上を回復できるかが注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)