マーケットコメント


テクニカル分析

2023-05-26

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26日、円安進行とハイテク株の上昇で日経平均は続伸するもTOPIXは4日続落

26日、エヌビディアが予想を上回る好決算を発表して買われたことが他のハイテク株にも広がり、ナスダック総合指数が大幅高で終えていたことや、半導体関連株の値動きを示すSOX指数が6.8%高となっていたことが、ハイテク株の寄与度が高い日経平均の買い材料となった。日経平均は買い先行で始まり上げ幅を広げる展開になると、31,000円台を回復して31,101円をつけ300円高で午前の取引を終えた。一方午後に入ると、米債務上限引き上げ問題の先行きが不透明であることから、利益確定と見られる売り物に押されて上げ幅を縮めて終えた。TOPIXは4日続落となっている。そうしたなか業種別では、空運、陸運、精密機器、電気機器、卸売など8業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、証券、商品、鉄鋼、電気・ガス、水産・農林など25業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ispace(G)が+6.13%と上昇が目立ち、スクリーンHD、東京エレクトロン、アドバンテストなど19銘柄が値上がり。値下がりは、Abalance(S)、日本製鉄、NTTなど11銘柄となっている。日経平均株価の終値は30,916円31銭、+115円18銭、TOPIXの終値は2,145.84ポイント、-0.31ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億19百万株、同売買代金3兆4,058億円。
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