マーケットコメント


テクニカル分析

2023-05-01

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1日、米国株の上昇や円安が支えとなったことや内需関連株が買われ大幅高

1日、米国市場でNYダウなど主要3指数が揃って上昇したことから前週末の東京市場の上昇の流れが続く格好となり、大幅高で取引が始まった。日経平均は昨年8月17日以来となる29,000円台に乗せて始まると、高値でもち合ったあと上値が重たくなる場面があったが、インバウンドなど内需関連株や円安で輸出関連株の一角が買われたことから午後に入って持ち直し、取引終了間際には29,145円をつけ289円高となったがわずかに押し戻されて終えた。そうしたなか業種別では、陸運、空運、機械、化学、精密機器、銀行など30業種が値上がり。値下がりは、海運、金属製品、ガラス・土石の3業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、メルカリが+15.75%、日本電気が+14.20%と上昇が目立ち、日立、TDK、キーエンスなど20銘柄が高かった反面、M&A総研HD(G)が-18.93%と下落が目立ったほか、ソシオネクスト、レーザーテック、商船三井など10銘柄が安かった。日経平均株価の終値は29,123円18銭、+266円74銭、TOPIXの終値は2,078.06ポイント、+20.58ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億29百万株、同売買代金3兆1,184億円。
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