マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-27

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27日、売り先行で始まるも、日経平均、TOPIXともに小幅な反発で終了

27日、米国市場で、ハイテク株の比率が高いナスダック総合指数は反発して終えていたものの、NYダウ、S&P500が揃って続落で終えていたことや、国内の業績発表が本格化するなか、日経平均への寄与度の高い銘柄が下落したことなどが売り材料となった。日経平均は売り先行で始まり、28,241円をつけるなど一時174円安となる場面があったが、売り一巡後は大型連休入りを控え買い戻しが優勢となり、下げ渋る展開となった。また、午後に入ってからは、時間外のNYダウの先物がプラス圏で推移していたことから買い戻す動きが活発となり、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、銀行、輸送用機器、鉄鋼、ゴム、電気機器など22業種が値上がり。値下がりは、証券、商品、空運、倉庫・運輸、陸運など11業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キヤノン、デンソー、シマノなど19銘柄が高かった反面、アドバンテストが-9.21%、野村HDが-7.24%と下落目立ち、レーザーテック、そーせいGなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,457円68銭、+41円21銭、TOPIXの終値は2,032.51ポイント、+8.61ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億96百万株、同売買代金3兆0066億円。
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