マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-21

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21日、米国株の下落が嫌気され、日経平均は反落、TOPIXは3日続落で終了

21日、予想を下回る経済指標や企業決算を受け、NYダウなど主要指数が揃って下落して終えていたことが嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は小幅安で始まったあと、先物主導ですぐに買い戻され28,778円をつけるなど一時120円高となり、取引時間中の年初来高値を更新する場面があった。ただその後は買いが続かず売り物に押される展開となった。また、午後に入ってから上値の重たさが嫌気されると、じわじわと下げ幅を広げて午前の安値を下回り、129円安となるなど売りが優勢となったが、取引終了にかけて下げ渋って終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、機械、食料品、化学など13業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、保険、鉱業、精密機器、輸送用機器など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ディスコが+14.05%、Arent(G)が+8.18%と上昇が目立ち、SCREENHD、アドバンテスト、メルカリなど11銘柄が高かった反面、QDレーザ(G)が-16.48%、Abalance(S)が-15.81%と下落が目立ち、HOYA、ルネサスエレクトロニクスなど17銘柄が安く、変わらずが2銘柄となっている。日経平均株価の終値は28,564円37銭、-93円20銭、TOPIXの終値は2,035.06ポイント、-4.67ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億53百万株、同売買代金2兆5,650億円。
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