マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-20

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20日、薄商いのなか、日経平均は小反発、TOPIXは小幅続落とまちまちで終了

20日、米国市場でNYダウやS&P500が小幅に下落して終えていたことから手掛かり材料に乏しく、東京市場は前日の下落の流れが続いて取引が始まった。日経平均は28,500円を割り込んで始まり、28,442円をつけるなど一時164円安となる場面があったが、直ぐに切り返す展開となり下げ幅を縮めると、10時半過ぎには為替市場でドルが買われ、134円97銭まで上昇するなど円安に振れたことをきっかけに先物に買いが入り、プラスに浮上して午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも上げ幅を広げて87円高まで上昇したが、他のアジア市場がまちまちだったことに加え、時間外のNYダウ先物がマイナスで推移していたことなどから買いが続かず、上げ幅を縮め、結局小幅高で終える結果となった。そうしたなか業種別では、紙・パルプ、小売、電気機器、保険、銀行、証券、商品など17業種が値上がり。値下がりは、鉱業、海運、情報・通信、卸売、医薬品など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザーが+20.72%、エキサイトHDが+11.06%と上昇が目立ち、ソシオネクスト、東京エレクトロンなど14銘柄が高かった反面、ispaceが-7.80%、Abalanceが-5.38%と下落が目立ち、ソフトバンクG、信越化学、レーザーテックなど16銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,657円57銭、+50円81銭、TOPIXの終値は2,039.73ポイント、-0.65ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億22百万株、同売買代金2兆2,428億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)