マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-19

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19 日、9営業日ぶりの反落、一時下げ幅を拡大するも売り一巡後は下げ渋り

19日、NYダウやナスダック総合など、米国株が予想を下回る企業決算を受け小幅安で終えていたことが東京市場の重石となった。日経平均は小幅安で始まったあと、一瞬プラスに浮上する場面があったが、買いが続かず売り物に押される展開となった。また、下げ幅を広げた場面では28,531円をつけるなど一時127円安となったが、売りが一巡すると買い戻されて午前の取引を終えた。午後に入ってから再び売り物に押されて取引が始まったが、ドル円が134円台後半をつけるなど円安に振れたことが先物の買い戻しを誘い、下げ幅を縮めたものの9営業日ぶりの反落となっている。またTOPIXも9営業日ぶりに下落して終えた。そうしたなか業種別では、保険、銀行、鉱業、鉄鋼、空運、陸運など13業種が値上がり。値下がりは、精密機器、海運、紙・パルプ、金属製品、その他製品など20業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソシオネクスト、東京海上HD、ispace(G)など13銘柄が高かった反面、Abalance(S)が-23.02%と下落が目立ち、住信SBIネット銀行(S)、キーエンスなど16銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は28,606円76銭、-52円07銭、TOPIXの終値は2,040.89ポイント、+13.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億12百万株、同売買代金2兆4,932億円。
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