マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-18

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18 日、米国株高と円安が押し上げ材料となり、日経平均、TOPIXともに8日続伸

18日、米経済指標の結果が予想を大きく上回る結果となったことを受け、NYダウなど主要株価指数とドルが上昇して終えていたことが買い材料となった。日経平均は小幅高で始まったあと徐々に上げ幅を広げる展開となり、28,600円台を回復して午前の取引を終えた。また、午後に入ってから、午前の終値を挟んだもち合いが続いていたが、13時過ぎに午前の高値を上回り28,698円をつけるなど一時183円高となる場面があった。ただ、為替市場で134円台半ばまで上昇していたドル円が伸び悩んだことや、他のアジア市場で香港ハンセン指数がマイナス圏で推移していたことに加え、8連騰に対する過熱感への警戒もあって売り物に押されたが、取引終了にかけて先物主導でもち直し、年初来高値を更新して終えた。そうしたなか業種別では、水産・農林、その他製品、情報・通信、小売、銀行、食料品など26業種が値上がり。値下がりは、鉱業、石油・石炭、非鉄金属など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、QDレーザ(G)が+14.09%、ispace(G)が+10.47%、カプコンが+9.01%と上昇が目立ち、カバー(G)、ソシオネクスト、Abalance(S)など23銘柄が高かった反面、アドバンテスト、レーザーテック、東京エレクトロンなど6銘柄が安く、変わらずは1銘柄となっている。日経平均株価の終値は28,658円83銭、+144円05銭、TOPIXの終値は2,040.89ポイント、+13.92ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億12百万株、同売買代金2兆4,932億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)