マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-17

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17日、円安と他のアジア市場の上昇が支えとなり小動きながら7日続伸

17日、前週末のNY市場で、ドル円が133円台後半をつけて終えていたことが輸出関連株の買い材料となった。日経平均は小幅高で始まり、前週末のSQ値を上回って28,599円をつけ一時106円高となる場面があったが、買いが一巡するとマイナスに沈んで28,500円を割り込み78円安となった。一方、他のアジア市場で香港ハンセン、上海総合指数が上昇していたことや午後に入ってドル円が134円台前半まで円安が進んだことが下支えとなり、日経平均は7日続伸で終えた。TOPIXも7日続伸で終えている。そうしたなか業種別では、海運、銀行、ゴム、空運、その他金融、輸送用機器など25業種が値上がり。値下がりは、卸売、鉱業、小売、石油・石炭など8業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マネーフォワードが+14.17%、住信SBIネット銀行(S)が+9.87%と、上昇が目立ち、Sansan、Abalance(S)、パナソニックHDなど22銘柄が高かった反面、ファーストリテイリング、レーザーテック、三菱商事など8銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,514円78銭、+21円31銭、TOPIXの終値は2,026.97ポイント、+8.25ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億51百万株、同売買代金2兆2,224億円。
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