マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-11

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11日、円安とバフェットのインタビュー記事が買い材料となり3日続伸

11日、植田日銀新総裁が前日夜の会見で、金融緩和とYCCの維持について言及したことを受け買い安心感が広がったことや、円安に振れたことが買い材料となった。日経平均は続伸して始まり、28,000円に近づくと売り物に押される展開となっていたが、11時過ぎに日本経済新聞社が、来日中の米著名投資家ウォーレン・バフェット氏への単独インタビューを電子版に掲載すると、その内容が好感され先物主導で買いが入り日経平均は28,000円台を回復して午前の取引を終えた。また、午後に入ってからも28,000円台で推移していたが、午前の高値を上回ることができず徐々に上値が重たくなると、28,000円を割り込んで終えた。そうしたなか業種別では、卸売、精密機器、非鉄金属、不動産、石油・石炭など30業種が値上がり。値下がりは、医薬品、空運、水産・農林の3業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SHIFTが+15.80%、アースインフィニティ(S)が+6.39%と上昇が目立ち、丸紅、東京エレクトロンなど22銘柄が高かった反面、住信SBIネット銀行、日経ダブルインバース、第一三共、Abalance(S)など7銘柄が安く、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は27,923円37銭、+289円71銭、TOPIXの終値は1,991.85ポイント、+15.32ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億46百万株、同売買代金2兆5,260億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)