マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-06

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6 日、大幅続落、米経済指標が予想を下回り円高に振れたことから輸出関連株が下落

6日、世界景気の後退懸念がくすぶるなか、日経平均との連動性が高いとされるナスダック総合指数が1%を超す下落となっていたことに加え、米経済指標が予想を下回り、為替市場でドルが下落して131円台前半をつけるなど円高に振れていたことが東京市場の売り材料となった。日経平均は224円安で始まり、値がさのハイテク株が売られると下げ幅を広げる展開となった。また午後に入ってからは海運などのバリュー株も売られると、日経平均は午前の安値を下回ってさらに下げ幅を広げ、この日の安値圏で終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、医薬品、食料品の3業種が値上がり。値下がりは、機械、海運、電気機器、鉄鋼、ゴム、金属製品など30業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、東京エレクトロン、小松製作所、ダイキン工業、キーエンスなど25銘柄が安かった反面、日経ダブルインバース、武田薬品、第一三共など5銘柄が高かった。日経平均株価の終値は27,472円63銭、-340円63銭、TOPIXの終値は1,961.28ポイント、-22.56ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億46百万株、同売買代金2兆8,165億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)