マーケットコメント


テクニカル分析

2023-04-03

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3日、日銀短観、大企業製造業は5四半期連続の悪化となるも同非製造業は改善継続

3日、日銀が発表した3月調査の全国企業短期経済観測調査は、大企業製造業業況判断DI(最近)が+1(前回+7)と、6ポイント低下し、5四半期連続の悪化となった。一方、同非製造業は足元+20と前回の同+19より1ポイント上昇し、8四半期連続のプラスで、4四半期連続の改善となった。先行きの業況判断については、同製造業は先行き+3で前回の同+6から3ポイント悪化する見込みとなり、最近との比較では2ポイント上昇する。大企業非製造業は最近+20と前回の先行き同+11ポイントより9ポイント改善している反面、先行きは+15と低下する見込みとなっている。2023年度のソフトウェア・研究開発を含む設備投資計画(除く土地投資額)については、大企業全産業で前年度比+3.2%となり、前回12月調査(同+13.5%)を大きく下回った。想定為替レートについては、2023年度を1ドル131円72銭(上期131円81銭、下期131円62銭)と、実際のレート(133円50銭台:3日17時01分)より円高水準に設定されており、通期の業績見通しや業績への実際の影響が注目される。
(インベストラスト会員向けコメントあり)