マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-31

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31日、大幅反発、前日の配当落ち分を埋め3月10日以来の28,000円台を回復

31日、米国株の続伸や前日の底堅い流れが続き、東京市場は買い先行で始まった。日経平均は28,000円台を回復して始まると、その後は上げ幅を広げて28,124円をつけるなど一時341円高となる場面があった。午後に入ると、取引開始後につけた高値と28,000円との間の狭いレンジでの値動きとなるなか、取引終了にかけて売り物に押されたが、配当の再投資と見られるまとまった買いが指数を押し上げて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、卸売、精密機器、輸送用機器など29業種が値上がり。値下がりは、海運、食料品、ゴム、鉱業の4業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三井物産が+7.61%と上昇が目立ち、ルネサスエレクトロニクス、日本製鐵、信越化学など24銘柄が高かった反面、川崎汽船が-7.91%と下落が目立ち、日本郵船、商船三井など6銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,041円48銭、+258円55銭、TOPIXの終値は2,003.50ポイント、+20.18ポイント。プライム市場の売買高は概算で14億25百万株、同売買代金3兆7,422億円。
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