マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-30

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30日、4営業日ぶりの反落、下げ幅を縮めるも配当落ち分を埋めることができず

30日、配当落ちで利益確定売りが警戒されるなか、NYダウなどの米主要指数が上昇して終えていたことが買い安心感につながり、東京市場は小幅安で始まった。ただ、徐々に売り物に押される展開になると下げ幅を広げ、午後の取引開始時には27,630円をつけるなど一時253円安となる場面があった。その後もみ合いを続けたあと時間外のダウ先物や他のアジア市場がプラスに浮上して推移していたことや、ドル円が132円台半ばで推移していたことが輸出関連株の買いにつながり、下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、ゴム、精密機器、空運など5業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、証券、商品、その他金融、水産・農林、海運、保険など28業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、オリエンタルランド、第一三共、ソニーGなど8銘柄が高く、ENEOSHD、川崎汽船、商船三井、リクルートHDなど22銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,782円93銭、-100円85銭、TOPIXの終値は1,983.32ポイント、-12.16ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億75百万株、同売買代金2兆9,680億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)