マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-29

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29日、3日続伸、配当や優待取りの買いが取引終了にかけて強まり高値で終了

29日、米国株は小幅に下落して終えていたものの、東京市場は小幅続伸で始まった。為替市場でドル円が130円台前半から131円台に乗せるなど円安に振れていたことが買い安心感につながると、日経平均はじわじわと上げ幅を広げる展開となった。午前の取引終了にかけて売り物に押される場面があったが、午後に入ると配当や優待などの権利を取ろうとする買いが優勢となり、一本調子で上げ幅を広げ今日のほぼ高値で終えた。TOPIXは高値引けとなっている。また売買高、売買代金も膨らんだ。そうしたなか業種別では、鉱業、ゴム、輸送用機器、紙・パルプ、情報・通信など31業種が値上がり。値下がりは海運のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソフトバンクGが⁺6.18%と上昇が目立ち、レーザーテック、日経レバレッジETF、トヨタ自動車など22業種が値上がり。値下がりは、日本郵船、商船三井、ゆうちょ銀行など7銘柄が安く、変わらずは1銘柄となっている。日経平均株価の終値は27,863円78銭、+365円53銭、TOPIXの終値は1,995.48ポイント、+28.81ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億66百万株、同売買代金3兆3,011億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)