マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-28

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28日、材料不足となるなか日経平均は小幅続伸で27,500円台を回復

28日、東京市場は、日経平均、TOPIXともに買い先行で始まった。日経平均は前日に押し返された27,500円台を回復して始まると、ハイテク株が売られて指数を押し下げ午前の取引を終えた。また午後に入ってからは、為替市場でドル円が売られて130円40銭まで円高に振れたことから、ハイテク株のほか輸出関連株が売られ27,432円をつけるなど一時44円安となる場面があったが、前日の米国市場で銀行株が買われたことから東京市場でも銀行株などの大型株が買われて下支えとなったことに加え、配当などの権利取りの買いが入り取引終了にかけてプラスに浮上して終え、商いも前日より増加した。そうしたなか業種別では、銀行、鉱業、石油・石炭、非鉄金属、保険、証券、商品など24業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、陸運、サービス、不動産、情報・通信、精密機器など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、SHINKO(G)が⁺16.49%と上昇が目立ち、カバー(G)、りそなHD、三井住友FG、みずほFGなど18銘柄が高かった反面、アイビス(G)が-9.44%、ANYCOLORが-6.71%と下落が目立ち、レーザーテック、ソフトバンクG、信越化学など11銘柄で、変わらずが1銘柄となっている。日経平均株価の終値は27,476円87銭、+91円62銭、TOPIXの終値は1,961.84ポイント、+6.52ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億66百万株、同売買代金2兆2,884億円。
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