マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-24

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24日、円高が重石となり輸出関連株が売られ、日経平均、TOPIXともに小幅続落

24日、米国市場はダウなど主要3指数が揃って上昇して終えていたものの、東京市場は前日の戻しきれなかった流れが続いたことに加え、円高が輸出関連株の上値を押さえる展開となった。日経平均、TOPIXともに小幅安で始まり、しばらくもち合いが続いたが、上値の重たさが嫌気されると下げ幅を広げ、27,257円をつけるなど一時162円安となる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、時間外のNYダウ先物がプラス圏で推移していたことから前日同様に買い戻しが優勢となったが、戻しきれず小幅安で取引を終えた。そうしたなか業種別では、海運、電気・ガス、医薬品、石油・石炭など14業種が値上がり。値下がりは、保険、銀行、証券、商品、不動産、卸売など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ハルメクHD(G)が+21%と、値幅制限いっぱいまで買われたほか、ラバブルマーケティング(G)、東芝、ANYCOLOR(G)など17銘柄が高かった反面、三菱UFJFG、三菱商事、ファーストリテイリングなど13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,385円36銭、-34円36銭、TOPIXの終値は1,955.32ポイント、-2.00ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億19百万株、同売買代金2兆5,249億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)