itrust アイトラストテクニカル分析講座2010

23日、米国株安が嫌気され、東京市場は売り先行で始まった。日経平均は75日移動平均線上で始まり、直後に下げ幅を広げた場面では75日と5日移動平均線を下回る場面があった。ただ、売り込む動きは見られず買い戻しが優勢になると、ついに200日移動平均線上を回復して小幅安で終えた。一方TOPIXは売り先行で始まったあと、200日移動平均線に接近する場面があったが、売り込む動きは見られず、日経平均と同様に買い戻しが優勢となって75日移動平均線をかろうじて上回って終えた。また日経500も売り先行で始まったあと5日移動平均線を下回る場面があったが、取引終了にかけて買い戻しされ一時25日移動平均線を上回ったが、取引終了間際に押し返されて終えた。明日以降、日経500が25日移動平均線上を回復して維持することができるかが注目される。
（インベストラスト会員向けコメントあり）