マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-17

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17日、反発、金融システム不安の後退が下支えとなり大幅高で終了

17日、資金流出で株価が大幅安となっていた米中堅銀行のファースト・リパブリック・バンクに対し、米大手11行が預金に預ける形で支援すると伝わり、信用不安への警戒が和らぎ、NYダウなど主要3指数が揃って大幅に上昇して終えていたことが買い材料となった。日経平均は27,200円台に乗せて始まったあと、直ぐに売り物に押されて上げ幅を縮め、取引開始時が高値となって午前の取引を終えたが、他のアジア市場が堅調に推移していたことから午後1時過ぎにまとまった買いが入ると、午前の高値を上回って切り上がり、今日の高値圏で終えた。そうしたなか業種別では、空運、精密機器、陸運、電気機器など26業種が値上がり。値下がりは、石油・石炭、建設、海運など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、レーザーテック、HOYA、アドバンテスト、日立など19銘柄が高かった反面、日経ダブルインバース、川崎汽船、東京海上HDなど11銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,333円79銭、+323円18銭、TOPIXの終値は1,959.42ポイント、+22.32ポイント。プライム市場の売買高は概算で16億41百万株、同売買代金3兆6,788億円。
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