マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-14

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14日、3日続落、金融セクターの売りが止まらず昨年12月以来の下落幅で終了

14日、米国市場はまちまちで終えていたものの、前日に続き銀行、保険といった金融セクターに加え、為替市場でドル円が133円台前半で推移していたことが売り材料となった。日経平均は27,500円を割り込んで始まり、さらに下げ幅を広げる展開になると、27,104円をつけるなど一時728円安となる場面があった。午前の取引終了前に買い戻されて下げ幅を縮めたが、午後に入ってからも上値は重く、小動きで下げ渋ったものの610円安と昨年12月20日以来の下落幅で終えた。そうしたなか業種別では、陸運のみが値上がり。値下がりは、銀行、保険、鉱業、鉄鋼、証券、商品など32業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、りそなHDが-9.19%、三菱UFJFGが-8.59%、三井住友FGが-7.57%、みずほFGが-7.14%と、下落が目立ったほか、東京海上HD、日本郵政、日経レバレッジETFなど27銘柄が値下がり。値上がりは、日経ダブルインバース、JR東日本、225ダブルべアの3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は27,222円04銭、-610円92銭、TOPIXの終値は1,947.54ポイント、-53.45ポイント。プライム市場の売買高は概算で19億09百万株、同売買代金3兆9,041億円。
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