マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-09

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9日、円安で輸出関連株が買われ5日続伸となるも伸び悩んで終了

9日、ナスダック総合指数が反発して終えていたことや、為替市場でドル円が137円台で推移するなど円安に振れていたことが輸出関連株の買いにつながり、東京市場は続伸して始まった。日経平均は28,600円台に乗せたあと28,734円をつけるなど一時290円高となる場面があったが、前日までで945円ほど上昇していたこともあって、高く始まったあとは利益確定と見られる売り物に押され伸び悩む展開となった。また、他のアジア市場がまちまちで推移していたことや、時間外の米先物が小幅安で推移していたことも上値を押さえる要因となり、上げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、鉄鋼、海運、紙・パルプ、保険、銀行、小売など31業種が値上がり。値下がりは、鉱業、ゴムの2業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、エーアイ(G)が+75.76%と上昇が目立ち、セブン&アイHD、神戸製鋼所、東邦チタニウムなど27銘柄が高かった反面、関西ペイント、ファーストリテイリング、ソニーGの3銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,623円15銭、+178円96銭、TOPIXの終値は2,071.09ポイント、+19.88ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億03百万株、同売買代金2兆8,807億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)