マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-07

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

7日、3日続伸、TOPIXは昨年来高値を更新し、日経平均は昨年11月24日以来の水準

7日、米国市場がまちまちで終えていたことに加え、前日までの急上昇への警戒もあって東京市場は売り先行で始まった。ただ、取引開始時が安値になると、下げ幅を縮めてプラスに浮上し、10時30分過ぎには28,398円をつけるなど一時160円高となる場面があった。一方午後に入ると、米パウエルFRB議長の議会証言を控え様子見ムードが広がるなか、利益確定と見られる売り物に押され徐々に上げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、鉱業、鉄鋼、銀行、石油・石炭、非鉄金属、電気・ガスなど28業種が値上がり。値下がりは、海運、紙・パルプ、不動産など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムと東邦チタニウムがそれぞれ+16.48%と+16.24%と上昇が目立ち、神戸製鋼所、日本製鐵、みずほFGなど21銘柄が高かった反面、レーザーテック、SMC、東京エレクトロンなど9銘柄が安かった。日経平均株価の終値は28,309円16銭、+71円38銭、TOPIXの終値は2,044.98ポイント、+8.49ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億27百万株、同売買代金2兆7,872億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)