マーケットコメント


テクニカル分析

2023-03-02

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2日、方向感がなく日経平均は3日ぶりの反落、TOPIXは5日ぶりの反落で終了

2日、日経平均は小幅高で始まったあと上げ幅を広げ、27,617円をつけるなど一時101円高となる場面があったが、手掛かり材料に乏しく買い一巡後は値を保つことができずに売り物に押されて107円安となるなど、方向感のない値動きとなった。また午後に入ってからは、他のアジア市場や時間外の米国株の先物がまちまちで推移していたことに加え、為替市場も小動きだったことから様子見ムードが広がり、結局小幅安で終える結果となった。そうしたなか業種別では鉄鋼、非鉄金属、海運、陸運など16業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、証券、商品、銀行、機械、精密機器など17業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、大阪チタニウムが+12.86%、アースインフィニティ(S)が⁺6.35%と上昇が目立ち、ファーストリテイリング、三井物産など13銘柄が高かった反面、ロームが-5.16%と下落が目立ち、レーザーテック、花王、東京エレクトロンなど15銘柄が安く、トヨタ自動車など2銘柄が変わらずとなっている。日経平均株価の終値は27,498円87銭、-17円66銭、TOPIXの終値は1,994.57ポイント、-3.24ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億16百万株、同売買代金2兆6,817億円。
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