マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-28

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

28日、月末最終日は小幅高、日経平均は反発、TOPIXは3日続伸で終了

28日、米国株が揃って上昇して終えていたことが東京市場の買いにつながった。日経平均は27,500円台を回復して始まったあと上げ幅を広げ、27,585円をつけるなど一時161円高となる場面があったが、その後は高値圏でのもち合いとなった。一方午後に入ると、海運や鉄鋼といった午前中高かった業種が下落に転じて指数を押し下げ、日経平均、TOPIXともにマイナスに転じたが、取引終了間際にMSCIのリバランスが行われ商いが大幅に膨らみ、日経平均、TOPIXともに小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、不動産、サービス、精密機器、情報・通信など14業種が値上がり。値下がりは、海運、鉄鋼、鉱業、証券、商品、非鉄金属など19業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ソシオネクストが+8.34%と上昇が目立ち、カカクコム、メルカリなど17銘柄が高かった反面、川崎汽船、日本製鉄、日本郵船など13銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,445円56銭、+21円60銭、TOPIXの終値は1,993.28ポイント、+0.50ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億88百万株、同売買代金3兆3,819億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)