マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-24

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24日、米半導体関連株の上昇や所信聴取の発言を受け日経平均は大幅反発

24日、半導体大手のエヌビディアが好決算を発表したことが米主要3指数の押し上げにつながり、東京市場の関連銘柄にも買いが波及した。取引開始時から東京エレクトロンなどの半導体関連株に買いが集まり指数を押し上げたことに加え、午前9時半から始まった日銀総裁候補の植田氏の所信聴取で、日銀の現在の政策について適切としたことや、緩和を継続して経済を支えていくなどと発言したと伝わり、日経平均は225先物主導で大きく水準を切り上げ、27,465円をつけるなど一時361円高となる場面があった。午後に入って上値が重たくなったが、取引終了にかけて買い直され今日の高値圏で取引を終えた。日経平均、TOPIXともに3営業日ぶりの反発。そうしたなか業種別では、海運、電気機器、不動産、機械、陸運、紙・パルプなど24業種が値上がり。値下がりは、銀行、医薬品、鉄鋼、非鉄金属など9業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、東京通信が+22.36%、アドバンテストが+8.22%、ディスコが+7.45%、東京エレクトロンが+7.13%と上昇が目立ち、レーザーテック、SMC、日本郵船など18銘柄が高かった反面、日経ダブルインバース、武田薬品、みずほFG、三井住友FGなど12銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,453円48銭、+349円16銭、TOPIXの終値は1,988.40ポイント、+13.15ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億34百万株、同売買代金3兆0339億円。
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