マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-20

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20日、日経平均、TOPIXともに膠着感強まるも取引終了間際の買いで小反発

20日、先週末の米国市場がまちまちで終えていたことや、今晩の米国市場が休場となることから積極的な売買が手控えられた。日経平均は続落、TOPIXは反発で始まると、すぐにTOPIXもマイナスに沈んで下げ幅を広げる場面があった。ただ売り込む動きは見られず、売り一巡後は切り返して小幅高に浮上して午前の取引を終えた。一方午後に入ると、TOPIXは上げ幅を広げたものの、日経平均は前日の終値を挟んだ狭いレンジでのもみ合いとなり、取引終了間際の買いが指数を押し上げ、結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、証券、商品、紙・パルプ、その他金融、ゴム、電気・ガス、繊維など26業種が値上がり。値下がりは、海運、鉱業、電気機器、精密機器など7業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、イーディービーが+7.01%と値上がりが目立ったほか、JFEHD、NTT、武田薬品など16銘柄が値上がり。値下がりは、川崎汽船、アステラス製薬、東京エレクトロンなど14銘柄となっている。日経平均株価の終値は27,531円94銭、+18円81銭、TOPIXの終値は1,999.71ポイント、+7.78ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億13百万株、同売買代金2兆2,925億円。
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