マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-16

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

16日、米長期金利の上昇で円安が進み、輸出関連が買われ反発して終了

16日、米1月小売売上高が予想を上回り、米長期金利が上昇したことを受け、ドルが買われて円安に振れたことが東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は27,600円台に乗せて始まると、強弱が対立する場面があったが、為替市場でドル円が133円台後半をつけるなど、円安に振れていたことが自動車などの為替に敏感な業種の買いにつながり、指数を押し上げた。また午後に入ってからは、他のアジア市場や時間外のナスダック先物が上昇していたことが下支えになると、27,700円前後で推移し、そのまま今日の高値圏で終える結果となった。そうしたなか業種別では、その他製品、輸送用機器、ゴム、証券、商品、海運、電気機器など28業種が値上がり。値下がりは、紙・パルプ、水産・農林、銀行など5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄ではダブル・スコープが+10.13%と上昇が目立ち、フード&ライフカンパニー、日産自動車、任天堂など25銘柄が高かった反面、シマノ、日経ダブルインバース、三菱UFJFGなど5銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,696円44銭、+194円58銭、TOPIXの終値は2,001.09ポイント、+13.35ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億41百万株、同売買代金2兆6,373億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)