マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-08

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8日、決算発表を受け日経平均は続落、TOPIXは小幅に4日続伸で終了

8日、パウエルFRB議長の発言を受け米国市場は主要3指数が揃って上昇して終えていたものの、前日の取引終了後に発表された決算が嫌気され、指数への寄与度が高い銘柄が売られたことが日経平均の押し下げ要因となった。日経平均は小幅高で始まったが、ソフトバンクGや任天堂など前日の取引終了後に発表された業績が嫌気されて売られたことに加え、ファーストリテイリングも下落したことから、開始後すぐにマイナスに転じて下げ幅を広げ、27,458円をつけるなど一時226円安となる場面があった。ただ売りが一巡すると徐々に買い戻しが優勢となって下げ幅を縮めたほか、午後に入ると、TOPIXはプラスに浮上するなど強弱が分かれる展開となり、日経平均は続落、TOPIXは4日続伸で終えた。そうしたなか業種別では、メルカリ、東芝、アドバンテスト、レーザーテックなど16銘柄が高かった反面、大阪チタニウムが-9.19%、任天堂が-7.52%と下落が目立ち、ソフトバンクG、三菱重工業など14銘柄が安かった。日経平均株価の終値は27,606円46銭、-79円01銭、TOPIXの終値は1,983.97ポイント、+0.57ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億95百万株、同売買代金2兆7,877億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)