マーケットコメント


テクニカル分析

2023-02-06

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6日、続伸、日銀総裁人事に関する報道で円安株高に振れるも買いが続かず終了

6日、次期日銀総裁の人事で、現副総裁の雨宮氏に総裁就任について打診したと日本時間の午前2時過ぎに伝わったことを受け、日銀の金融緩和が継続するとの見方が広がり、早朝の為替市場ではドル円が買われ一気に132円46銭まで上昇したことや、金融緩和の維持を期待した日経225先物の買いが膨らんだことから東京市場は大幅高で始まった。日経平均は255円高で始まり、27,800円台に乗せたあと売り物に押されたもののもち直し、27,807円をつけ311円高まで戻す場面があった。ただ遅れて始まった他のアジア市場で、香港ハンセンや上海総合指数などが中国の気球問題を嫌気して大幅安となっていたことや、時間外のダウ先物もマイナス圏で推移していたことから売り物に押される展開となり、上げ幅を縮めて終えた。日経平均は4日続伸、TOPIXは続伸となっている。そうしたなか業種別では、卸売、鉱業、石油・石炭、海運、不動産、鉄鋼、非鉄金属など27業種が値上がり。値下がりは、銀行、電気機器、空運、サービスなど6業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、三菱商事が+7.84%と上昇が目立ち、川崎汽船、三菱自動車、丸紅などが高かった反面、エーザイ、三菱UFJFG、東京エレクトロン、三井住友FGなどが安かった。日経平均株価の終値は27,693円65銭、+184円19銭、TOPIXの終値は1,979.22ポイント、+8.96ポイント。プライム市場の売買高は概算で13億15百万株、同売買代金3兆0174億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)