マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-31

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31日、取引終了にかけて売りが膨らみ、日経平均は3日ぶりの反落、TOPIXは続落

31日、1月最終取引日となるなか、利益確定と見られる売りが取引終了にかけて膨らんだ。日経平均、TOPIXともに小幅高で始まり、日経平均は27,494円と、60円高となる場面があったが、27,500円に届かず売り物に押されると、小幅なマイナスに沈んで午前の取引を終えた。一方午後に入ると一旦売り物に押されてから買い戻される場面があったが、戻りの鈍さや月末で利益を確定したいといった投資家の売り物に押され、結局下げ幅を広げて終えた。そうしたなか業種別では、電気・ガス、金属製品、海運、食料品、水産・農林など17業種が値上がり。値下がりは、銀行、鉱業、医薬品、保険、石油・石炭など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、キャンバス(G)が+17.10%、M&A総合研究所(同)が+17.01%と上昇が目立ったほか、ソシオネクスト、オリエンタルランドなど10銘柄が高かった反面、第一三共、三菱UFJFG、三井住友FG、みずほFGなどが安かった。日経平均株価の終値は27,327円11銭、-106円29銭、TOPIXの終値は1,975.27ポイント、-7.13ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億05百万株、同売買代金2兆9,196億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)