マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-26

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26日、上昇して始まるも上値が重く、5営業日ぶりの反落で終了

26日、朝方は前日までの上昇の流れが続いて買い先行で始まり、昨年12月16日以来となる27,500円に乗せるなど、107円高となる場面があったが、買いが続かず売り物に押され、小幅安に沈んで午前の取引を終えた。一方午後に入ってからは、指数への寄与度が高い値がさのハイテク株や海運、銀行など、これまで相場の上昇をけん引していた業種に売り物が出たことから、午前の安値を下回って下げ幅を広げ、110円安となる場面があったものの国内の業績発表が本格化するのを前に売り込む動きは見られず、下げ幅を縮めて終える結果となった。そうしたなか業種別では、不動産、精密機器、その他製品、水産・農林など18業種が値上がり。値下がりは、海運、石油・石炭、電気機器、銀行、機械など15業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ELEMENTS(G)が+8.63%、ダブル・スコープが⁺+7.71%と上昇が目立ち、オリンパス、HOYAなど12銘柄が高かった反面、川崎汽船、商船三井、日本郵船、アドバンテストなどが安かった。日経平均株価の終値は27,362円75銭、―32円26銭、TOPIXの終値は1,978.40ポイント、-2.29ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億83百万株、同売買代金2兆4,657億円。
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