マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-23

  • カテゴリ一覧に戻る
  • マーケットコメント一覧へ戻る

23日、米国株の上昇を好感、景気敏感株が買われ大幅続伸で終了

23日、米国市場でNYダウなど主要3指数が揃って大幅高となっていたことが好感された。また、中国の景気回復に対する期待が景気敏感株の買いにつながったことも指数を押し上げた。日経平均株価は326円高で始まり、その後は高値圏でのもち合いとなった。また午後に入ると、為替市場でドル円が130円台に乗せるなど円安傾向となっていたことが先物主導による水準の切り上げにつながり、一時26,938円をつけ384円高となるなど、取引開始時の価格から上げ幅を広げる場面があったが、わずかに押し戻されて終えた。そうしたなか業種別では、鉄鋼、機械、化学、電機機器、情報・通信、サービス、金属製品など31業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、保険のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ELEMENTS(G)が+11.39%、マイクロ波化学(同)が⁺8.61%と上昇が目立ち、日経レバレッジETF、レーザーテック、東京エレクトロンなどが高かった反面、日経ダブルインバース、エーザイ、りそなHD、三菱UFJFGの4銘柄が安かった。日経平均株価の終値は26,906円04銭、+352円51銭、TOPIXの終値は1,945.38ポイント、+18.51ポイント。プライム市場の売買高は概算で9億77百万株、同売買代金2兆3,190億円。
(インベストラスト会員向けコメントあり)