マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-17

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17日、日銀会合の結果発表を控え買い戻しが優勢となり3日ぶりの大幅反発

17日、日銀金融政策の結果発表を明日に控え買い戻しが優勢となり、東京市場は取引開始後に上げ幅を広げる展開となった。日経平均は取引開始後に26,000円台を回復すると、為替市場でドル円が129円台をつけるなど円安に振れていたことが関連銘柄の買いにつながり、26,198円をつけるなど一時376円高となる場面があった。ただ午後に入ると、NYダウ先物がマイナスで推移していたことに加え、他のアジア市場が小幅なマイナスで推移していたことが重石になると、日銀会合の結果を見たいといった様子見ムードが広がり、午後の値幅は42円と、膠着感の強い値動きで取引を終えた。そうしたなか業種別では、輸送用機器、海運、電気機器、不動産、非鉄金属など28業種が値上がり。値下がりは、銀行、空運、陸運、電気・ガス、医薬品の5業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティングが+6.43%と上昇が目立ち、村田製作所、レーザーテック、アドバンテスト、ファーストリテイリングなどが高かった反面、日経ダブルインバース、りそなHD、メルカリ、エーザイなどが安かった。日経平均株価の終値は26,138円68銭、+316円36銭、TOPIXの終値は1,902.89ポイント、+16.58ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億65百万株、同売買代金2兆4,622億円。
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