マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-16

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16日、大幅続落、日銀会合を控え思惑的な円高進行で輸出関連株を中心に下落

16日(月)、日銀金融政策決定会合の結果発表を今週18日に控え思惑的な円高がNY市場で進み、東京外国為替市場でもドル円127円台で推移していたことが日経平均の売り材料となった。日経平均は26,000円を割り込んで始まると下げ幅を広げる展開となり、371円安となる場面があったが、売りが一巡すると買い戻されて下げ幅を縮めた。ただ戻りが鈍いまま午前の取引を終えると、上値の重たさが嫌気されたことに加え、ドル円が127円台前半まで買われて上昇していたことが輸出関連株の重石となり、午前の安値圏まで売られたものの取引終了間際に買い戻しが入り、わずかに下げ幅を縮めて終えた。そうしたなか業種別では、石油・石炭、繊維、その他金融、サービスなど6業種が値上がり。一方値下がりは、銀行、海運、非鉄金属、保険、鉄鋼、ガラス・土石、化学など27業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、ベイカレントコンサルティングが⁺14.64%と上昇が目立ち、日経ダブルインバース、エーザイなどが高かった反面、FIXER(G)が-12.17%と下落が目立ち、りそなHD、MONOAITECHNOLOGY(G)、三菱UFJFGなどが安かった。日経平均株価の終値は25,822円32銭、-297円20銭、TOPIXの終値は1,886.31ポイント、-16.77ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億40百万株、同売買代金2兆5,564億円。
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