マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-12

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12日、5日続伸、買い先行で始まるも米CPIの発表を控え後場は膠着感強まる

12日、米国市場でハイテク株の比率が高いナスダック総合など、主要指数が揃って続伸して終えていたことが好感され、東京市場は買い先行となった。日経平均は26,500円台を回復して始まり、26,547円をつけるなど一時101円高となる場面があったが、前日まで4日続伸で700円を超す上げ幅となっていたことから買いが続かず、マイナスに沈んで小幅安になるなど、利益確定売りに押される展開となった。一方、午後に入ってからは、米12月消費者物価指数の発表を控え様子見ムードが広がると、前日の終値を挟んだ方向感のない値動きとなり結局小幅高で終えた。そうしたなか業種別では、銀行、非鉄金属、保険、鉱業、鉄鋼、電気機器、食料品など17業種が値上がり。値下がりは、不動産、繊維、その他製品、陸運、倉庫・運輸など16業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、みずほFG、三菱UFJFG、三井住友FGなど銀行株の上昇が目立ち、日本電産、第一三共などが高かった反面、エーザイ、ファーストリテイリング、任天堂、マイクロ波化学(G)などが安かった。日経平均株価の終値は26,449円82銭、+3円82銭、TOPIXの終値は1,908.18ポイント、+6.93ポイント。プライム市場の売買高は概算で12億38百万株、同売買代金2兆8,018億円。
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