マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-11

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11日、4日続伸、値がさのハイテク株への買いが続き、指数は1%超の上昇率

11日、パウエルFRB議長が講演のなかで金利政策に言及しなかったことが買い安心感につながり、米主要株価指数が揃って上昇して終えていたことが好感され、東京市場の押し上げ要因となった。日経平均は200円近く値上がりして始まり、26,479円をつけるなど一時304円高となる場面があったが、26,500円に接近したところで上値が重たくなると、徐々に上げ幅を縮めた。また、午後に入ってからは商いの減少とともに膠着感が強まり、株価水準は維持したものの小幅な値動きとなった。そうしたなか業種別では、精密機器、電気機器、鉄鋼、石油・石炭、証券、商品、機械、非鉄金属など29業種が値上がり。値下がりは、空運、紙・パルプ、陸運、水産・農林の4業種のみとなっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、マイクロ波化学(G)が+14.94%と上昇が目立ち、キーエンス、HOYA、富士通などが高かった反面、値下がりは、エーザイ、第一三共、信越化学の3銘柄のみとなっている。日経平均株価の終値は26,446円00銭、+270円44銭、TOPIXの終値は1,901.25ポイント、+20.37ポイント。プライム市場の売買高は概算で10億58百万株、同売買代金2兆5,894億円。
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