マーケットコメント


テクニカル分析

2023-01-10

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10日、3日続伸、前週末の米株高やハイテク株の上昇が日経平均を押し上げ

10日、米国時間の6日に12月雇用統計が発表され、非農業部門雇用者数や失業率は予想を上回ったものの、平均賃金の伸びが鈍化したことが賃金インフレのピークアウトを示すと受け取られ、米国株が大幅高で終えていたことに加え、ナスダック総合指数が続伸して終えていたことが東京市場の買い材料となった。日経平均はで200円ほど上昇して始まり、26,175円をつけるなど一時342円高となる場面があったが、買いが一巡すると売り物に押され伸び悩んだ。また、午後に入ってからは時間外のNYダウ先物や他のアジア市場で香港ハンセンや上海総合指数がマイナス圏で推移していたことが上値の重石となり、取引終了にかけてもち直したものの上げ幅を縮小して終えた。そうしたなか、鉄鋼、海運、機械、ガラス・土石、非鉄金属など19業種が値上がり。値下がりは、電気・ガス、水産・農林、サービス、保険、銀行など14業種となっている。また全市場の売買代金上位30銘柄では、MONOAITECHNOLOGY(G)が+16.40%と上昇が目立ち、SMC、ダイキン工業、エーザイなどが高かった反面、リクルートHD、日経ダブルインバース、武田薬品、NTTなどが安かった。日経平均株価の終値は26,175円56銭、+201円71銭、TOPIXの終値は1,880.88ポイント、+5.12ポイント。プライム市場の売買高は概算で11億11百万株、同売買代金2兆7,554億円。
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